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Wednesday, December 25, 2024
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犬のアポクリン腺肛門嚢腺癌切除後の術後合併症について

原発性アポクリン腺肛門嚢腺癌(AGASACA)腫瘍の外科的切除に伴う合併症を記述する study design multi-institutional retrospective cross-sectional cohort study 動物 Clavien-Dindo分類システムを用いて自然発症したクライアント所有の犬を対象に、術後のイベントを割り出して記述した。ロジスティック回帰分析を用いて、合併症との有意な関連を示す危険因子を分析した。161頭の犬が分析対象となった。肛門嚢の部位に特有の術後の後遺症、合併症、治癒不全の割合は、それぞれ14%、17%、1%であった。合併症の大部分(68%)はグレードII以上であり、何らかの介入が必要であった。術中の合併症は11例(7%)に認められ、肛門壁穿孔が最も多かった。術中合併症は術後合併症と有意に関連していたが(p < 0.001; OR 7.4)、回帰分析では肛門壁穿孔が唯一の有意な危険因子であった(p < 0.001; OR 19)。手術部位の感染は161例中20例(12%)に認められた。局所再発(LR)は,中央値374日(95%CI:318~430)で18%の症例に発生した。LRに有意に関連する唯一の危険因子は、血管またはリンパ管侵襲の有無であった(p=0.008、OR 3)。術後合併症は比較的まれであったが、AGASACA原発腫瘍の切除中に術中合併症が発生した場合には、リスクが有意に高まった。本研究は、術後合併症の危険因子に関して臨床家に情報を提供するものである。

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