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Monday, December 23, 2024
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手術と抗CSPG4ワクチン接種で治療した犬の口腔内悪性黒色腫における骨浸潤の予後への影響:68例のレトロスペクティブ・スタディ(2010年~2020年

犬の口腔内悪性黒色腫の予後は、臨床的、組織学的、免疫組織化学的パラメータを包含する。本研究の目的は、犬の口腔内悪性黒色腫における骨浸潤の予後への影響を評価することであった。手術と抗CSPG4電気ワクチン接種を受けた口腔内メラノーマのステージIIおよびIIIの犬68頭を対象とし、組織学的データが得られ、最低1年間の追跡調査を行った上で、レトロスペクティブに選択した。骨浸潤は画像および/または組織学的に検出された。骨浸潤の証拠がある犬(グループ1)の生存期間の中央値は397日で、骨に浸潤していない口腔内メラノーマの犬(グループ2、1063日)に比べて有意に短かった。頬、唇、舌、軟口蓋のレベルに腫瘍が限局している犬(軟組織-グループ3)は、上顎や下顎の歯肉内に腫瘍がある犬(硬組織-グループ4)に比べて有意に長生きし、生存期間の中央値はそれぞれ1063日と470日であった。グループ4の中で、腫瘍が骨に浸潤していない犬のサブグループ(グループ5)は、グループ1(骨浸潤グループ)の犬と比較して、生存期間が有意に延長(972日)した。異なるグループ間の無病息災期間についても同様の結果が得られた。統計解析の結果、Ki67と有糸分裂数は第1群(骨浸潤あり)の患者の生存期間短縮と相関していた。骨浸潤は負の予後因子であると思われるので、常に骨浸潤を評価すべきである。

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